2018/11/10

IDAJ CAE Solution Conference(ICSC)2018に行ってきました。

こんにちは。M1の瀬戸口です。

最近、金崎研のブログが活発に更新されているので、便乗して僕も更新します。

先日、横浜ベイホテル東急さんのホールにて、IDAJさん主催のカンファレンスが開催されました。
IDAJさんは様々なツールを提供されておりまして、僕が今回参加したのは、弊研究室に導入されているmodeFRONTIERのセッションです。(僕は使ったことがありませんが…)

modeFRONTIERは多目的ロバスト設計最適化支援ツールということで、メーカーや研究機関など幅広い業界で使用されています。また、これからもアップデートが行われるということで、より多くの場面で使われることと思います。
実際に、今回のカンファレンスでも非常に多くのメーカーさんが講演をされておりまして、その業界も多岐に渡るものでした。

さて、カンファレンスの内容に関してですが、非常に刺激的なものばかりでした。メーカーという立場で行う最適化と研究機関という立場で行う最適化、同じ最適化であっても中身は全く異なると実感しました。やはりメーカーはモノを作ってお客様に届けるということで、責任がそこに生じます。それを加味した上での最適化は、研究室で行っている最適化とでは一味違うような気がしました。(もちろん、研究室で行われている最適化も非常に重要な最適化ですので、ご安心ください。)

特に、心に響いた言葉として、基調講演をされた本田技術研究所さんの言葉です。
「単なる数値の最適化は、今は最適かもしれないが、立場(役職や担当)と時代が変われば、もはやそれは最適ではないだろう。時代(ニーズ)に合わせた、目標に合わせた最適化が必須だ。」
という言葉です。確かに、と思わざるを得ませんでした。それと同時に、メーカーならではの観点だな、とも思いました。
日常私たちが研究で行う最適化も、もしかしたら、見る人がみたら最適でないかもしれませんね。(それが最適化の面白いところだったり)

また、三菱自動車工業さんの応答曲面法による空力性能の形状最適化という講演は、空力と自動車に興味がある僕にとっては、興味深いものとなりました。一連のワークフローを自動化することに成功し、開発期間を短縮することができたそうです。

あと、宣伝ではないのですが、ESTECO社が開発しているWEBプラットフォーム型のツールであるVOLTAはWEB上で一貫して業務を行うことが出来るそうで、便利そうだなと思いました。

まだまだ、書きたいことはありますが、、、この辺で許してください、、

それにしても!
どの講演をとっても非常に魅力的で、カンファレンスに参加した甲斐がありました!
授業の都合で最後まで参加することはできなかったので、また来年参加できる余裕があれば参加したいと思います。
金崎研のM1(もちろんB4も)は毎年、動向調査として行っても面白いかもしれませんね。


それでは、体調にきをつけて、これからも頑張っていきましょう。








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