2013/07/31

7月31日のゼミ報告

お疲れ様です 7/31日のゼミ報告です

M2 佐藤 (中間審査・2回目発表練)
 テーマ「修正PARSEC法の火星探査主翼設計問題への適用」
  ・MOGAによる最適化(乱流計算)
  ・代表解の空力性能評価(層流計算)
 ⇒乱流計算で性能が良かった個体は,層流計算でも石井翼よりも高い性能を示した.
 ⇒Cl vs.AoA や Cd vs.AoAのグラフをもう少し検証してみよう.
 ⇒前縁で小さな剥離泡は見えてる?
 ⇒NACA0012等で格子依存性を見ましょう.


M2 瀧井 (中間審査の発表練習)
「DESによる再突入カプセルHTV-Rの非定常流解析」

JAXAで開発中のHTV-Rの回収機についての非定常解析を行った結果を示した.

Q.非定常計算において,最初からDESで行った場合と,RANS計算後にリスタートをかける場合とではどれくらい違いがあるか?現在JAXAで開発中のHTV-Rという再突入カプセルについての亜音速領域における非定常解析結果を示した.
A.そこまで大きな違いは見られなかった.



M2 岸 「超音速主翼における多点空力性能の平面形依存性」

来週月曜日の中間審査に向けて発表練習しました。
先生からスライドの体裁など色々アドバイスを頂きました。



B4 杉山 (進捗報告)
「NWBへの翼端デバイス追加」

NWBへのウイングレット接続が完了し計算格子を生成し性能計算を行った。参照面積などはNWBから変更していなのであまり性能比較などは行えないが計算が回るということを確認出来た。
→Cp分布などもみてみる
→ベースライン作成
→参照面積変更
など

2013/07/29

【公開期末評価の報告】

御無沙汰しております M1になりましたツチヤです。

今日のブログは去る7月23日に行われました、M1とDの公開期末評価(中間審査)についてです。

本研究室からの発表者は6名。流体系の諸先生方に囲まれる中やってまいりました。

では発表した順にタイトルを

1. Norazila ”Aerodynamics Coefficient Prediction by means of Surrogate Model Approach”
 昨年よりいらっしゃったドクターの方の発表でした。
 代替モデルを用いた空力性能予測に関する発表

2. 新井 『超音速機主翼設計における PARSEC翼型表現法の適用性検証』
 超音速向け翼型の2目的最適化の結果発表
 最適化組①

3. 遠藤 『CFDを用いた遷音速旅客機のエンジンシミュレーションとエンジン/エアフレーム統合に関する研究』
 エンジンをつけた際に流れの傾向はどうなるのか、主翼(翼型)形状を変えたらどういった性能変化が起こるのか?等についての発表
 最適化組②(予定)

4. 四宮 『旅客機低騒音高揚力翼型の空力最適設計』
 フラップ・スラットと呼ばれる装置は騒音を発生させてしまうので、その低減に向けてどんな形状が良いのか?等についての発表
 最適化組③(予定)

5. 大司 『OpenVSPを利用した次世代宇宙往還機の空力設計』
 宇宙往還機がリエントリーするにあたり、高度毎にどのような形状が向いているのか、等についての方針発表
 最適化組④(予定)

6. 土屋 『遷音速旅客機の主翼翼端デバイスの空力設計』
 ウイングレット・ウイングチップ等と呼ばれる装置をより高性能化するにはどのような形状にすべきなのか、誘導抵抗と主翼曲げモーメントについて最適化を行ったものの結果発表
 最適化組⑤

各々今後の課題や方針など見つかったと思います。あと約2年(ノラジラさんは3年)、研究をより自分のものとできるように頑張りましょう!


まとめていて気付いたのですが、M1は皆何かしら最適化に関わるんですよね…(仮も含む)
卒業する頃には皆GAマスターになっているかも知れません





2013/07/24

7/24のゼミ報告

こんにちは。B4の徳山です。
本日は今日のゼミ(発表練・進捗)の報告をしたいと思います。
(敬称略)
M2
「超音速主翼における多点空力性能の平面形依存性」

Q1 検証サンプルの後退角を45度としたのは何故か?
A1 計算マッハ数をM0.6M1.8とした時に後退翼と矩形翼の抵抗の大小が逆転するであろうマッハ数(1.0/cosΛ)を入れる為。

Q2 Diamond翼で検証した点が新しいのか?
A2 超音速域で後退翼と矩形翼の抵抗の大小が逆転する現象に焦点を当てているところが新しい。線形理論で予測はされていても実際にCFDで検証した例は殆どなく本研究はそこに着目している。

M2 金森
「3段式ハイブリッドロケットに対する推進性能改善に向けた概念設計法」

3段式のハイブリッドロケットに対して推進性能の向上を目指し設計方法を変更した。
PCPの時間履歴を解析し設計に有用な情報を得られたこと,
設計変数を変更したことで打上げ性能の改善が見られたことを報告しました。

M2 瀧井 
DESによる再突入カプセルHTV-Rの非定常流解析」

現在JAXAで開発中のHTV-Rという再突入カプセルについての亜音速領域における非定常解析結果を示した.
格子依存性とCFL数依存性を検証し,格子改良版では空力係数において実験値と比較的良い一致を示した.
CFL数についてはほとんど影響はなかった

B4 徳山
「多目的進化計算を用いた複数回デブリ除去に関する研究()
Lambert問題を勉強して、コードを組めるようにする。
プログラミングの勉強もしていく。

以上で報告を終わります。

ここ最近の不安定な大気でゲリラ豪雨が発生しています。皆さん落雷には気をつけましょう。

徳山

2013/07/08

7/8 ゼミ報告

こんにちわ.

M2の瀧井です.

関東でも最近梅雨明けしたそうで,先週末あたりからとても暑い日が続いています.
皆さん体調管理には十分気を付けて前期を乗り切りましょう!


それでは本日のゼミの報告です.
今日のゼミは京都大学の中宮様をお招きして,
「深宇宙探査技術実験機DESTINYの軌道最適設計」についてご講義して頂きました.
『最適化』についてはうちの研究室でも扱っている人が多いので,皆とても良い刺激になったようです.
中宮様,貴重なお話有難うございました!

そして後半はM2瀧井の進捗報告を行いました.
再突入カプセルHTV-Rについて,格子改良後のDES解析と時系列分析の比較結果について報告しました.もう少し結果を整理して前期の中間報告に臨みたいところです.


報告は以上です.
それでは7月も頑張っていきましょう!


M2 瀧井

ANSS/流力講演会に行ってきました


こんにちは!

ご無沙汰してます.M1のアライです!


ブログへ投稿していませんでしたが金崎研究室では新歓やBBQなどイベントをちょこちょこやっていました.


前期総括あたりでちょこっと紹介しようと思いますのでお待ちください!


今日は先週参加した学会の報告です

先週の木,金の2日間
流体力学講演会/航空宇宙数値シュミレーション技術シンポジウム2013
通称「ANSS(アンス)」と呼ばれる学会へ参加してきました!


本研究室からはM2が1名,M1が2名の学生が発表しました.

3人とも初の学会ということで発表の直前まで緊張し続けていましたが充実した発表になりました.

発表タイトルは以下の3つです!


「PARSEC翼型表現法の超音速機主翼への適用性検証」

「CFDを用いた遷音速旅客機エンジン吸排気シミュレーションとエンジンフレーム干渉に関する研究」

「CFDを用いた翼胴融合機エンジンインテグレーションにおける吸排気干渉の検証」







写真はM1のendo君が発表している様子です.


「堂々とした発表ができた」(本人談)


僕はこの日は行けなかったので真偽のほどはわかりません.


研究室内で声が大きいと評判のendo君なのできっと大丈夫だったのでしょう!


今回,発表させていただいたことで少なからず成長できたと思います.

今後も頑張っていきたいと思います!


今年度はこの後4つの学会へ参加することが決まっています!


今後も研究室の様子とともにお伝えできるよう頑張ります!



以上です.


arai



p.s. 先日先生から学会のためメキシコに行ったときのお土産でコーヒーを頂きました
おいしく頂いてます(^o^)ありがとうございました!(写真は声の大きいendo君です)



7月のゼミ予定

 B4の徳山です。
遅れて大変申し訳ありませんが、7月のゼミ予定を掲示します。

7/3(Wed.) 16:30- @1号館第4会議室

7/8(Mon.) 13:00-@1号館2階会議室 (京都大 中宮氏による軌道設計に関す
るレクチャーを30分ほど行います.on timeで宜しく.)
7/10(Wed.) 16:30-@1号館第1会議室

7/15(Mon.) 13:00-@場所未定(分かり次第追記)
7/17(Wed.)  16:30-@1号館第4会議室 (18:00まで)

7/22(Mon.) 13:00-@1号館第2会議室
7/24(Wed.) 16:30-@1号館第4会議室

7/29(Mon.) 13:00-@1号館第1会議室

梅雨も明け本格的に夏に突入しました。
ここ最近の急な温度変化に気をつけて体調を崩さないようにしましょう。