2013/05/30

こんにちは中山です.
今回は昨日のゼミの報告をします.

内容 Aircraft design 輪読  中山
         進捗  norazila

輪読は航空機の運動についてでした.以下要約です.

航空機の運動は6つの自由度で記述されるが,お互いが影響しあうので解析には大変な労力を要する.特に横方向の運動には螺旋発散とダッジロールと呼ばれる危険なモードが存在することに注意が必要.尾翼の大型化によってある程度はそれらを回避することが出来る.

また戦闘機などでは急激なロールによってピッチとヨーがカップリングすることで,急激な頭上げや横滑りを招く現象が起こることもある.これは実際の飛行テストで分かったことである,そのため検討の初期段階では十分な尾翼容積を与えることが望ましく尾翼容積法が一つの手がかりとなる.

という内容でした.
昨日から関東も梅雨入りとなりました.じめじめする日が続きますが研究,授業にがんばって過ごしましょう.

2013/05/27

5/27 ゼミ報告

M2の瀧井です.

遅くなりましたが,今年もここでゼミの報告等させていただいていこうと思います.
今日はM2 岸,瀧井の進捗報告でした.

#岸
「後退角と抵抗に関する検証計算」ということで,後退角理論について主に説明.
矩形翼,後退翼,デルタ翼のTASオイラー計算での比較.
CAPAS計算の進捗.

以下,質疑応答

Q.なぜ後退角の検証計算でM0.6やM0.8が限りなく0に近いのか?
A.対称翼で迎角がついておらず、殆ど揚力も発生していないから。従って誘導抵抗もない上に亜音速なので造波抵抗も殆どない。

Q.局所翼型とは?
A.後退翼において後退角に対して垂直に切った断面のこと。"wing section"を訳した。


#瀧井
RANSで収束後にIDDESで追加計算した結果の考察.
非定常計算結果の時系列解析.
RANS計算における格子依存性の確認.

Q.時系列解析後のデータ間隔はどれくらい?
A.大体50Hz刻みくらい.FFTでなくDFTならもう少し細かくなる(?)

Q.ストローハル数が示すものは?
A.振動の非定常性を表していて,周波数を無次元化したもの.肩部の格子細分化によって値が変わっているのは,それによって流れが機体に干渉する周期に影響がでたものと考えられる.


ここからはB4の進捗や学会の発表練も入ってきて,さらにゼミらしいゼミになっていくことでしょう.
皆さん暑さに負けず頑張りましょう!

2013/05/01

5月のゼミ予定


今回からブログ更新を新しく金崎研に入ったB4が行うことになりました。
これからよろしくお願いします。

それでは5月のゼミ予定をお知らせします。

5/1(Wed) 16:20‐ @1号館第4会議室(進捗報告・発表練習)

5/6(Mon) 祝日につきお休み
5/8(Wed) 16:20-@1号館第4会議室(進捗報告)

5/13(Mon) 13:00-@1号館第3会議室(進捗報告)
5/15(Wed) 16:20-@1号館第1会議室(進捗報告)

5/20(Mon) 13:00-@1号館第2会議室(進捗報告)
5/22(Wed) 16:20-@1号館第4会議室(進捗報告)

5/27(Mon) 13:00-@1号館第3会議室(進捗報告)
5/29(Wed) 16:20-@1号館第1会議室(進捗報告)


B4の自己紹介はまた今度書きます。
B4一同