2012/08/08

8/8(水)の自主ゼミ

大塩です。

8/8(水)の自主ゼミの報告です。

今日は成田と大塩の発表練習です。
明後日が本番です。

以下、質疑応答の内容です。


成田:「非定常Navier-Stokesソルバを用いた超音速機の回転3自由度動安定解析」


Q:空力微係数の変化が物理現象にどう影響を与えるか?
A:飛行力学の理論と同じで、負だと動安定である。

Q:内部反復は計算プロセスのどこで行われるか?
A:非定常の時間ステップごとに反復し、収束させる。


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大塩:「ヘリコプタブレードの空力干渉を予測するための渦減衰モデルの構築」


Q:干渉後渦の個数が増えるが、新しく誘起された渦をどう考慮するのか?
A:新しく渦が誘起されるが、後続のブレードと干渉する段階でかなり
 離れるので、BVI現象にあまり影響しないことがシミュレーションで明らかになった。
 2度目の干渉では、時計回りの渦が後続ブレードと干渉するので、
 元の時計回りの渦が2回目の干渉でも支配的か把握することが重要だと考えられる。

Q:ブレードの弾性変形も空力干渉に影響を与えるのか?
A:ブレードの運動も空力干渉に寄与する。


以上です。



2012/08/06

8/5 ゼミ報告

こんにちは。

M2の高木です。
本日のゼミは中間審査の発表練習を行いました。

発表者は高木と埴田でした。


#高木

タイトル「kriging法を用いたMulti-fidelity探査法の検討」

質疑

・テスト関数におけるLow-fidelity関数はx1の4次の項だけでなく、3次の項も無視していないか?
⇒厳密には無視しているが、4次の項の方が寄与度が大きい。

・収束履歴の横軸のiterationとは?
⇒フローチャートにおける繰り返しの回数。2つの方法ごとで追加個体数は異なる。

#埴田


タイトル「翼胴融合型旅客機の翼型空力最適設計」

質疑

・追加サンプルを増やした結果、応答曲面の変化はあったか?
⇒モデルの精度が上がり、より詳細になった。全体的なずれもあまりなく、極大値についても前回とほぼ同等の傾向を示している。


今回の発表練習では2人とも発表時間がオーバーしているのでもっと話す内容を考え、時間以内を守れるようにしましょう。



余談になりますが、今はロンドンオリンピックの真っ最中です。僕はサッカーが好きなので、男女ともに勝ち進んでいることを嬉しく思います。
4年に一度のオリンピック。みんなで日本を応援しましょう!!

M2 高木


2012/08/03

8/3 ゼミ議事録

こんにちは~。

M2の成田です。
なかなか暑いですね~
夏休みの予定なんか決まってたりします?
私の8月は論文を書くことで終わってしまいそうな今日この頃です。

さて!
今日のゼミはM2の中間発表練習でした!

本日の発表練習者は、大塩と成田でした。

以下、簡単なまとめです。

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大塩

「ヘリコプタブレードの空力干渉を予測するための渦減衰モデルの構築」
と題して練習が行われました。

以下、質疑応答

・重合格子法って何?
⇒複雑な形状に適合させやすい格子。

・渦モデルとは?
⇒渦の誘導速度をどう与えるかをモデル化したもの。

・URANS(非定常RANS)で解いているの?
⇒オイラーを解いている。(粘性の影響でCFDに影響が出ているのでは?)


成田

「非構造Navier-Stokesソルバを用いた超音速機の回転3自由度動安定解析」
と題して練習が行われました。

以下、質疑応答

・勾配制限関数はどんなの?
⇒FaSTAR用に開発された勾配制限関数。

・SA-Rとは?
⇒過剰な渦生成を抑制したSAの改良版の乱流モデル。


という形でした。

次回は月曜日です。

今日はお疲れ様でした!!

M2成田

2012/08/02

8/1(水) ゼミ報告

こんにちは

M2の埴田です。

8/1に行われたゼミの内容報告をします。
今回は8/10に行われるM2の中間審査の発表練習をしました。

今回は高木と埴田が練習しました。

#高木
タイトル 「Kriging法を用いたMulti-Fidelity探査法の検討」
テスト関数による提案したMulti-Fidelity法の検証を行い、小型超音速機へのMulti-Fidelity法の適用に関する発表を行いました。

質疑
・テスト関数において収束履歴の見せ方を工夫した方がいいのではないか?
→アニメーションなどを用い応答曲面と追加サンプルの変化を見せる。

・小型超音速機の最適個体比較のポイントを明確にしては?
→寄与度の高いキンク断面での翼型の形状をクローズアップする。

#埴田
タイトル 「翼胴融合型旅客機の翼型空力最適設計」
NWBの先行研究において問題あった外翼上面の衝撃波を低減するため、2次元翼型の最適設計を行い、それをNWBに適用する事で空力性能の向上を試みた研究です。

質疑
・追加サンプルは1個体だけなのか?
→9個体行ったが翼厚比や捩じり下げを先行研究と合わせた結果、空力性能が向上しなかったため掲載していない。先行研究との性能比較なので掲載するこは可能。

今回の2人は先月のANSS/流体力学講演会において発表を行っているので、それほど質疑応答がありませんでした。

次回は、ヘリの騒音解析と超音速機の運動解析の研究を行っている2人が発表練習するので、楽しみですね(笑)。

8月のゼミ

こんにちは。
暑いですねー。熱中症にならないように気をつけないと・・・
さて、7月のゼミ日程です。

8/1(Wed.) 14:40-@1号館2階会議室(発表練習)
8/3(Fri.) 14:40-@1号館2階会議室(発表練習)

8/6(Wed.) 14:40-@1号館第1会議室(自主ゼミ)
8/8(Fri.) 14:40-@1号館第4会議室(自主ゼミ)

あと少しで夏休み!気合いで乗り切りましょう。

きし