みなさん、初めまして!
10月から金崎研に配属されました、研究生の高橋です!
まずは自己紹介から行います.
以前は他大の機械工学科に所属してましたが、金崎先生の下で、航空宇宙工学と
CFD(数値流体力学)に関する研究に取り組みたく、移ってきました!
研究室の他の学生に比べて、航空宇宙工学の知識が圧倒的に不足しているため、
輪読でも使用している「航空機設計法」を読み、基礎知識をつけています.
もし、「こういう本を読んでおけば、共通言語を持てるよ」とか、「この本読んで面白かったよ」など、
ありましたら是非、声かけて下さい!
それと併行して、大学院で関わる再使用型宇宙往還機や研究生時のリエントリカプセルの論文も
読んで勉強しています.
ウチの研究室は、優秀で魅力的な学生が多いので、この仲間で研究生活を送れるのがすごく嬉しいです!
もっと詳細なプロフィールとかは、みなさんと関わっていくうちに、少しずつ知っていただけたらなと思います.
長くなってしまいましたが、11/12(水)、11/14(金)研究室ゼミ実施報告を行います.
11/12(水) 担当者:倉田、高橋(輪読 「航空機設計法」 李家賢一 著)
倉田・・・第4章 主要諸元の決定(第1次) 後半
着陸復航、FARなどの用語の解説を行い、上昇性能・巡航速度のサイジングを解説し、サイジングプロット図の特徴を述べ、その例を単発プロペラ機・ジェット旅客機を用いて示しました.
まだ、機体三面図を描けず、機体諸元の数値を求めている段階なので、イメージが湧かず、その重要性を認識するのが難しいです.
高橋・・・第5章 2次元翼空力設計
まず、『主翼の2次元断面である翼型の種類について述べ、それぞれの特徴(空力性能・長所・短所など)』を概説しました.
『非粘性非圧縮性理想流体の仮定の下で設計された翼型が、実際に飛行中(圧縮性を考えなければいけない場合)では、どのような翼型が設計されてきたか?』を解説しました.
そして、最後に『それぞの速度域(低速、高亜音速・遷音速、超音速)で使用される翼型はどんなものか?』を説明しました.
今まで、「あー飛んでるなー」っていう感想で見ていた飛行機が、機能性を追求した結果の美しさなんだと感じ、航空機を見る視点が少しだけですが変わりました!
11/14(金) 担当者:大司(輪読「Aircraft Design」 Raymer 著)、高橋(進捗発表)
大司・・・『軽航空機』
軽航空機である飛行船の歩んだ歴史について概説しました.
1898年にアルベルト・サントス-デュモンによるガソリン動力飛行船が初飛行ではないかと著者は述べ、1928年に乗客を伴った航空機による世界周航と100万マイル以上の飛行に成功したが、飛行船の水素燃料に起因する、1937年の『ヒンデンブルク号』の事故により、『飛行船の黄金時代』は終わりを迎えました.
そして、3種類の主な飛行船について概説しました.
高橋・・・以前の研究
ゼミでは自己紹介も兼ねて、以前の大学で行った事というテーマで発表しました.
卒業研究だけでは内容が薄くなってしまうためです.
インターンシップ→社団法人・学会参加→前研究室の紹介→卒業研究の流れです.
これは、自分の中でも気持ちを整理して、新しい環境(首都大)で今まで以上に様々な事に取り組みたいという思いからです!
以上、長くなってしまいましたが、これからもよろしくお願いします!
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