こんにちは。B4の後藤です。
ゼミの報告です。
今回はB4依田・後藤と、研究生の高橋が進捗報告しました。
後藤…「NWBの地面効果計算」
今回は地面効果計算に用いる機体や空間格子や、TASにおける地面効果模擬を行うための、コード変更の説明をさせていただきました。
一応計算準備は整ったのですが、いざ計算しても上手く回りませんでした。そこで今回の報告ではたくさんの時間をとってもらい、金崎先生や先輩方に多くのご助言をいただけました。
夜からのゼミなのにごめんなさい!!
高橋・・・「再突入物体のフライトシーケンス」
今回の進捗報告では、10月から取り組んでいる研究テーマについて発表しました。
成層圏の中間である、高度30~35kmから地上までの物体の軌道をトレースし可視化するという目標を立てています。
その際、物体周りの流れを解く「流体力学」と、物体の運動を追う「飛行力学」をカップリングさせて考えています。
現在は、リエントリカプセル形状を解析対象としていますが、今後は有翼式宇宙往還機も考えています。
M2の先輩方がいらっしゃる残り3,4ヶ月で、研究室のソフトや装置の使い方を覚え、4月からの新B4に伝えられるように勉強します。
web siteはこちらへ.
2014/11/27
2014/11/21
11/12,14ゼミ報告&自己紹介
みなさん、初めまして!
10月から金崎研に配属されました、研究生の高橋です!
まずは自己紹介から行います.
以前は他大の機械工学科に所属してましたが、金崎先生の下で、航空宇宙工学と
CFD(数値流体力学)に関する研究に取り組みたく、移ってきました!
研究室の他の学生に比べて、航空宇宙工学の知識が圧倒的に不足しているため、
輪読でも使用している「航空機設計法」を読み、基礎知識をつけています.
もし、「こういう本を読んでおけば、共通言語を持てるよ」とか、「この本読んで面白かったよ」など、
ありましたら是非、声かけて下さい!
それと併行して、大学院で関わる再使用型宇宙往還機や研究生時のリエントリカプセルの論文も
読んで勉強しています.
ウチの研究室は、優秀で魅力的な学生が多いので、この仲間で研究生活を送れるのがすごく嬉しいです!
もっと詳細なプロフィールとかは、みなさんと関わっていくうちに、少しずつ知っていただけたらなと思います.
長くなってしまいましたが、11/12(水)、11/14(金)研究室ゼミ実施報告を行います.
11/12(水) 担当者:倉田、高橋(輪読 「航空機設計法」 李家賢一 著)
倉田・・・第4章 主要諸元の決定(第1次) 後半
着陸復航、FARなどの用語の解説を行い、上昇性能・巡航速度のサイジングを解説し、サイジングプロット図の特徴を述べ、その例を単発プロペラ機・ジェット旅客機を用いて示しました.
まだ、機体三面図を描けず、機体諸元の数値を求めている段階なので、イメージが湧かず、その重要性を認識するのが難しいです.
高橋・・・第5章 2次元翼空力設計
まず、『主翼の2次元断面である翼型の種類について述べ、それぞれの特徴(空力性能・長所・短所など)』を概説しました.
『非粘性非圧縮性理想流体の仮定の下で設計された翼型が、実際に飛行中(圧縮性を考えなければいけない場合)では、どのような翼型が設計されてきたか?』を解説しました.
そして、最後に『それぞの速度域(低速、高亜音速・遷音速、超音速)で使用される翼型はどんなものか?』を説明しました.
今まで、「あー飛んでるなー」っていう感想で見ていた飛行機が、機能性を追求した結果の美しさなんだと感じ、航空機を見る視点が少しだけですが変わりました!
11/14(金) 担当者:大司(輪読「Aircraft Design」 Raymer 著)、高橋(進捗発表)
大司・・・『軽航空機』
軽航空機である飛行船の歩んだ歴史について概説しました.
1898年にアルベルト・サントス-デュモンによるガソリン動力飛行船が初飛行ではないかと著者は述べ、1928年に乗客を伴った航空機による世界周航と100万マイル以上の飛行に成功したが、飛行船の水素燃料に起因する、1937年の『ヒンデンブルク号』の事故により、『飛行船の黄金時代』は終わりを迎えました.
そして、3種類の主な飛行船について概説しました.
高橋・・・以前の研究
ゼミでは自己紹介も兼ねて、以前の大学で行った事というテーマで発表しました.
卒業研究だけでは内容が薄くなってしまうためです.
インターンシップ→社団法人・学会参加→前研究室の紹介→卒業研究の流れです.
これは、自分の中でも気持ちを整理して、新しい環境(首都大)で今まで以上に様々な事に取り組みたいという思いからです!
以上、長くなってしまいましたが、これからもよろしくお願いします!
10月から金崎研に配属されました、研究生の高橋です!
まずは自己紹介から行います.
以前は他大の機械工学科に所属してましたが、金崎先生の下で、航空宇宙工学と
CFD(数値流体力学)に関する研究に取り組みたく、移ってきました!
研究室の他の学生に比べて、航空宇宙工学の知識が圧倒的に不足しているため、
輪読でも使用している「航空機設計法」を読み、基礎知識をつけています.
もし、「こういう本を読んでおけば、共通言語を持てるよ」とか、「この本読んで面白かったよ」など、
ありましたら是非、声かけて下さい!
それと併行して、大学院で関わる再使用型宇宙往還機や研究生時のリエントリカプセルの論文も
読んで勉強しています.
ウチの研究室は、優秀で魅力的な学生が多いので、この仲間で研究生活を送れるのがすごく嬉しいです!
もっと詳細なプロフィールとかは、みなさんと関わっていくうちに、少しずつ知っていただけたらなと思います.
長くなってしまいましたが、11/12(水)、11/14(金)研究室ゼミ実施報告を行います.
11/12(水) 担当者:倉田、高橋(輪読 「航空機設計法」 李家賢一 著)
倉田・・・第4章 主要諸元の決定(第1次) 後半
着陸復航、FARなどの用語の解説を行い、上昇性能・巡航速度のサイジングを解説し、サイジングプロット図の特徴を述べ、その例を単発プロペラ機・ジェット旅客機を用いて示しました.
まだ、機体三面図を描けず、機体諸元の数値を求めている段階なので、イメージが湧かず、その重要性を認識するのが難しいです.
高橋・・・第5章 2次元翼空力設計
まず、『主翼の2次元断面である翼型の種類について述べ、それぞれの特徴(空力性能・長所・短所など)』を概説しました.
『非粘性非圧縮性理想流体の仮定の下で設計された翼型が、実際に飛行中(圧縮性を考えなければいけない場合)では、どのような翼型が設計されてきたか?』を解説しました.
そして、最後に『それぞの速度域(低速、高亜音速・遷音速、超音速)で使用される翼型はどんなものか?』を説明しました.
今まで、「あー飛んでるなー」っていう感想で見ていた飛行機が、機能性を追求した結果の美しさなんだと感じ、航空機を見る視点が少しだけですが変わりました!
11/14(金) 担当者:大司(輪読「Aircraft Design」 Raymer 著)、高橋(進捗発表)
大司・・・『軽航空機』
軽航空機である飛行船の歩んだ歴史について概説しました.
1898年にアルベルト・サントス-デュモンによるガソリン動力飛行船が初飛行ではないかと著者は述べ、1928年に乗客を伴った航空機による世界周航と100万マイル以上の飛行に成功したが、飛行船の水素燃料に起因する、1937年の『ヒンデンブルク号』の事故により、『飛行船の黄金時代』は終わりを迎えました.
そして、3種類の主な飛行船について概説しました.
高橋・・・以前の研究
ゼミでは自己紹介も兼ねて、以前の大学で行った事というテーマで発表しました.
卒業研究だけでは内容が薄くなってしまうためです.
インターンシップ→社団法人・学会参加→前研究室の紹介→卒業研究の流れです.
これは、自分の中でも気持ちを整理して、新しい環境(首都大)で今まで以上に様々な事に取り組みたいという思いからです!
以上、長くなってしまいましたが、これからもよろしくお願いします!
2014/11/12
11月ゼミについて
ついにもう11月になりました.
御無沙汰しておりますB4森上です.
B4は自分の研究への勉強をしっかりと進め,少しずつですが前進しております.
M1,M2の先輩方も毎日研究に打ち込んでいらして研究室の雰囲気はとてもいいものとなっていると思います.
後期から研究生の高橋さん,M2の岸さんも加わり活気のある研究室にして行けたらなと思います.
11月のゼミの予定ですが
11/12 (Wed.) 15:30- 1号館会議室4 [輪読]
11/14 (Fri.) 10:30- 1号館会議室3 [進捗]
11/19 (Wed.) 10:30- 1号館会議室2 [輪読]
11/21 (Fri.) 10:30- 1号館会議室3 [進捗]
11/26 (Wed.) 10:30- 1号館会議室4 [輪読]
10/28 (Fri.) 10:30- 1号館会議室4 [進捗]
となっております.
ご参加お待ちしております.
御無沙汰しておりますB4森上です.
B4は自分の研究への勉強をしっかりと進め,少しずつですが前進しております.
M1,M2の先輩方も毎日研究に打ち込んでいらして研究室の雰囲気はとてもいいものとなっていると思います.
後期から研究生の高橋さん,M2の岸さんも加わり活気のある研究室にして行けたらなと思います.
11月のゼミの予定ですが
11/12 (Wed.) 15:30- 1号館会議室4 [輪読]
11/14 (Fri.) 10:30- 1号館会議室3 [進捗]
11/19 (Wed.) 10:30- 1号館会議室2 [輪読]
11/21 (Fri.) 10:30- 1号館会議室3 [進捗]
11/26 (Wed.) 10:30- 1号館会議室4 [輪読]
10/28 (Fri.) 10:30- 1号館会議室4 [進捗]
となっております.
ご参加お待ちしております.
2014/11/07
11/7ゼミ報告&受賞報告
こんにちは.
またしてもM2新井です.
本日のゼミの報告です.
本日は2人でAircraftdesignの輪読の予定でしたが,1人風邪を引いてしまい僕1人で行いました.
だいぶ朝晩の冷え込みが増してきているため,研究室でもケホケホ,ズルズルしている人が目立ちます.
そういう自分も怪しいことが何度かあったので体調に気をつけなければ...みなさんも十分に気を付けてください!
まずは手洗いうがいから!
それでは本日の内容です.
輪読も進んできて今回は21章3節の”Hypersonic Vehicle”ということで極超音速についてのお話でした.
研究室でも往還機に関する研究を行っている人達がいますが,改めて専門書を読むと勉強になることがたくさんあります.
極超音速では空力過熱が問題である.これは知ってました.
が,具体的にどれくらい?どのように?と言われると...ちょっと...
既に退役してしまいましたが,スペースシャトルの空力過熱はどの程度高温になっているか.
知ってますか?
摂氏1650℃になっていたそうです....初めて知りました(汗
どれくらいすごいのかというと
鉄の融点が摂氏1535度.
鉄を溶かすほどの温度になるそうです.へぇ~~
すごーく初歩的な話ですが,自分の分野でないとあまり知らないです...
自分の研究を縦に深く掘るだけでなく,横に拡げることができることが輪読の良いところだと改めて実感しました.
これから年度後半になると輪読の回数が減っていってしまいますが,バシバシいきましょう!
最後にご報告です.
私事ではありますが,ちょうど1年前に参加させていただいた学会で優秀講演表彰を頂きました.
先生をはじめ,共同研究をさせていただいてるJAXA職員さんや,他大学の先生,先輩方,みなさまの指導のおかげで,このような賞を頂くことができました.
ありがとうございました.そして今後も頑張りたいと思います.
記念なので頂いた賞状の写真あげさせて頂きます.
今回の賞は数ヶ月前に連絡を頂いたのですが,賞状が先日届きましたのでこの場を借りてご報告させていただきました.
以上ゼミと受賞報告でした.
新井
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