M2の瀧井です.
遅くなりましたが,今年もここでゼミの報告等させていただいていこうと思います.
今日はM2 岸,瀧井の進捗報告でした.
#岸
「後退角と抵抗に関する検証計算」ということで,後退角理論について主に説明.
矩形翼,後退翼,デルタ翼のTASオイラー計算での比較.
CAPAS計算の進捗.
以下,質疑応答
Q.なぜ後退角の検証計算でM0.6やM0.8が限りなく0に近いのか?
A.対称翼で迎角がついておらず、殆ど揚力も発生していないから。従って誘導抵抗もない上に亜音速なので造波抵抗も殆どない。
Q.局所翼型とは?
A.後退翼において後退角に対して垂直に切った断面のこと。"wing section"を訳した。
#瀧井
RANSで収束後にIDDESで追加計算した結果の考察.
非定常計算結果の時系列解析.
RANS計算における格子依存性の確認.
Q.時系列解析後のデータ間隔はどれくらい?
A.大体50Hz刻みくらい.FFTでなくDFTならもう少し細かくなる(?)
Q.ストローハル数が示すものは?
A.振動の非定常性を表していて,周波数を無次元化したもの.肩部の格子細分化によって値が変わっているのは,それによって流れが機体に干渉する周期に影響がでたものと考えられる.
ここからはB4の進捗や学会の発表練も入ってきて,さらにゼミらしいゼミになっていくことでしょう.
皆さん暑さに負けず頑張りましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿