久しぶりのブログ投稿となりました,M2の荒井です.
最近は感染症対策として自宅にこもっていましたが,久しぶりに外に出てみたら昼は汗ばむほどあったかいのに夜はめちゃめちゃ寒いんですね.手袋なしで自転車乗ったらあかぎれ起こしそうに冷えていました.
さて,先日2月9日と10日は,修士課程最後の関門である修士論文公聴会がありました.今回はその様子を,写真と併せてお送りします.
今年度の公聴会はこれまた感染症対策のため,オンラインと対面のハイブリッドという形での開催となりました.そのため会場には入れるのは,開催されるセッションの発表者となっている学生と教員のみで,他のM2,M1,B4以下の学生はオンラインでZOOMというアプリを通しての参加となります.(B4以下向け:学会などの研究成果の発表会は大抵,3~4人分の発表&質疑をひとつの「セッション」として小分けにしているよ)私と他2人が初日の最初のセッションで発表し,後の3人が2日目の午後のセッションでの発表となりました.すでに2回発表練習を終えており,発表資料も幾多の修正により洗練されていたとしても,それでも発表前は緊張してしまうものです.私は初日の朝一の発表だったのですが,聞いた話では一晩中歯ぎしりしていたらしいです.かなり緊張にやられていますね(笑)
M1以来の対面発表の緊張や質疑内容への不安が入り混じる中,初日のセッションがスタートしました.まずは学生の発表の前に学域長からのご挨拶.「学生が行った研究の集大成を発表する晴れの舞台です.その晴れの日を飾るため教員も厳しく質問を投げかけますので,学生の皆さんも悔いなく修了できるよう全力で発表や質疑応答に臨んでください」とのお言葉.否でも応でも緊張感一層が高まります.
そんな中トップバッターは私,荒井が務めました.発表タイトルは「柔軟膜翼設計のための多粒子系膜モデルによる流体-膜変位弱連成手法」でした.
2番目は葛西君による「流線トポロジーの文字列表現を用いた翼型周りの流れの分析手法」でした.
3番目は近藤君による「高揚力装置の母翼前縁形状の最適設計によるスラット低騒音配置時空力性能改善」でした.
金崎研M2の初日の発表が終わり,翌日の14時20分,残りの3人のセッションが始まりました.1番目は最所君による「超音速前進翼の低速高迎角時における翼面流れ構造の特性理解」でした.
2番目は野村君による「難制約付き最適化問題のための進化計算法とスペースデブリ投棄軌道設計問題への適用」でした.
そして,ラストは吉田君による「多体空力評価と飛行連成計算によるTSTO分離時の衝突回避のための運動最適化」でした.
(後半組はZOOMの画面を取ってきたため,少し画像が粗いです.ごめんね)
学生の居室ではスクリーンに発表の様子を映し出して,さながらスポーツの観戦席の様相を呈していました.
この2年,学部と同じ研究テーマの人も新しい研究テーマの人も,それぞれ苦労しながら成果が絞り出せるよう努力し,みんな「果たして修士論文に書けるような成果が出るのだろうか」と不安な気持ちで研究を進めていました.公聴会にて割り当てられた20分が過ぎた今,学生生活の集大成が終わったという実感がまだ湧いていません.3月に控えている学会発表の準備や,後輩への引継ぎ資料の準備など忙しさはまだ少しだけ残っているので,あまり気を抜かず過ごしたいと思います.
なにはともあれM2の皆さん,公聴会お疲れさまでした!
さぁ次はB4の卒論発表だ!
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