B4伊藤です。鳥取県米子市で行われた第57回宇宙科学連合講演会に行ってきました。
講演会自体は10月9日~11日まであったのですが、僕が参加したのは10日と11日のみです。
10日は午前中にポスター審査、午後はワーキンググループでした。僕はポスターは出していないので、「小惑星の資源採掘」というテーマの講演を聞きました。
小惑星から資源を得て、それを売るのをビジネスにする、というのがアメリカやロシアのベンチャー企業で盛んなようです。2015年には採掘をスタートしたい、としている企業もあるようで、宇宙ビジネスの展開スピードの速さを感じました。
ワーキンググループでは、櫻井研究室の実験について、およびハイブリットロケットが液体・固体ロケットに対抗するにはどうするか?についての議論が中心でした。
ハイブリットロケットが他のロケットにどう対抗するか、というテーマは多くの先生方から様々な意見が出されていました。これは11日のパネルセッションでも扱われたテーマなので、詳しくはそちらにまとめます。
11日は主にハイブリットロケット関連のセッションを聞き、もう一つ機械の自動化についてのセッションも聞きました。
自動化についてのセッションでは、自動車・航空機・ロケットなど様々な機械に対しての自動化の是非、技術についてのお話を聞くことができました。
自動化による負担の軽減と、どれだけ機械に依存するかの判断の難しさを知ることができました。
ハイブリットロケット関連のセッションでは、様々な実験の結果などが発表されました。最後に行われたパネルセッションでは、ハイブリットロケットの優位性や、いかにして売り込むかが議論されていました。自分がハイブリットロケットの研究をする意義を考えるいい機会になりました。
このような学会には初めて参加しましたが、様々なジャンルの発表を聞くことができました。特にハイブリットロケットの利点についての議論では、自分の研究するものをより深く知ることができよかったと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿