乱流モデルにSAモデルを利用する手法を記します.
DIMDAT内の
0 : 0 = laminar; 1 = turbulent; 2=SA
の行を見つけて,2にします.
あとは,feacmsでの作業.
64ビットモードに環境を設定しておいて,自分の作業ディレクトリを($yourDir)とすると,作業の例として
コンパイルの作業
#cp /work9/kana/share/sa_tool.tar ./($yourDir)
#tar xf sa_tool.tar
#cd sa_tool
#xlf -o divDist nndivider.f90
#cd WallNewFinal
#make
WallNewFinalにできる,wallnewという実行ファイルは,壁面からの格子点の距離を計算するプログラムで,divDistはこの距離情報を並列ソルバーに与えるために分割するプログラム.
実際の作業では,aaa.gridファイルに対して,fort.4というテキストファイルを用意します.
fort.4-----------
2 -1
2 -2
2 -3
5 -4
1 -5
-----------------
(DIMDATの壁面情報の部分と同じ.ただし,粘性でも22ではなく2に.)
距離計算の作業(gridの分割は完了させてdomにでも入れておく)
#ln -s aaa.grid fort.7
#./wallnew (大抵3Dを選べばOK.その後いったんPAUSEがかかるのでenterを押す)
#mv fort.99 dom
分割格子への対応
#cd dom
#./divDist (分割数などを答える)
以上がうまくいくと,aaa_00?.distというファイルが分割数分できている.
あとは通常通りNSソルバーを回せばOK.
参考)
http://repository.tksc.jaxa.jp/dr/prc/japan/contents/AA0063727000/63727000.pdf
http://www.cfd-online.com/Wiki/Spalart-Allmaras_model
うまくいかなかったら教えてください.
かなざき
web siteはこちらへ.
2009/11/11
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